現在レジデンスで滞在中の作家、Eleanor Andersonの滞在成果を発表する個展「Jetsam」を3月24日(土)、25日(日)に開催します。
Eleanor Anderson エレナー・アンダーソンは2012年にコロラド・カレッジを卒業。版画と繊維を学び、セラミック、テキスタイル、プリント、コラージュなど幅広いメディアで制作しています。
現在はニューヨークのブルックリンにあるTextile Arts Centerでの滞在制作に参加しながら、コロラド大学のデザイン学科第9期の研究員として在籍しています。最近では、美術学校Penland School of CraftsのCOREフェローシッププログラムを修了しました。米国雑誌「American Craft Magazine」のセラミックとテキスタイル特集にて紹介されたこともあります。
以下アーティストからのメッセージです。
Jetsam(投げ荷):名詞。 船から船外に投棄されて陸上に運ばれた不要物、特に船舶を軽くするために捨てられた物品
スタジオクラでの作品は、日本の豊富な籠細工やテキスタイルの歴史からインスピレーションを得て、どの伝統や素材が継承され、どのようなものが現代の便利さに取って代わられているのかを知り、問いかけるものです。
使用された素材の殆どは、海岸で見つけた残骸から収集されたものです。 私はこのカラフルな素材とその場所のパレットに魅了されながら、同時に環境への影響を懸念しています。 廃棄物、手仕事、受継いでいくものをテーマにした瞑想的作品です。
Eleanor Anderson 個展「Jetsam」
日時:3/24(土)、25(日) 11時から18時まで 入場無料
※3月24(土)15時30分よりオープニングパーティー及びアーティストトークを開催。
※他8名のレジデンス滞在作家の展覧会はページ左画面よりご確認ください。