現在レジデンスで滞在中の作家、Ella Harrington Knaptonの滞在成果を発表する個展「Peels」を4月21日(土)、22日(日)に開催します。
Ella Harrington Knapton エラ・ハリングトン・ナプトンは、ニュージーランドのダニーデンに活動拠点を置く多分野横断型アーティストです。
2014年ダニーデン芸術学校で造形芸術学科の学士号を取得、2015年に奨学金「the Feldspar scholarship」を授与。その後、詩やファッションの分野での制作コラボレーションなど、ダニーデンの展覧会やプロジェクトに携わりました。現代絵画(ドローイング)の制作において、人間関係の複雑さ、無秩序、コントロールをリサーチし、それらが作品にどのように関わっているかを探求しています。
以下アーティストからのメッセージです。
刺繍やドローイング、絵の具によるにじみなどの様々なマークが作品を形成し、そのドローイングマップのような余白部分や上から布が重なり合っています。
作品は、日本の消費文化、特に過剰包装や1つ購入しただけでも袋に入れるなどの「包む文化」の観点から「包む=保存」と「包装技術=コントロール」の概念を探っていきます。
完成した作品は、複雑で特別な会話が展開されます。
Ella Harrington Knapton 個展「Peels 皮:剥がすこと」
日時:4/21(土)、22(日) 11時から18時まで 入場無料
※4月22(日)15時30分よりクロージングパーティー及びアーティストトークを開催。
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