現在スタジオクラで滞在制作中のKalina Winskaの作品を発表する個展を12月21日(土)および22日(日)に開催します。
米国サウスジョージア州に拠点を置くKalina Winskaカリーナ・ヴィンスカは、主にミクストメディアを用いたドローイングを制作しています。ポーランドのヴロツワフにあるオイゲニウスゲペルトアカデミーオブファインアーツにてスタジオアート科の修士号を取得、また米国フロリダ州ゲインズビルのフロリダ大学でもファインアーツ科の修了号を取得しました。これまでアメリカ全土、ポーランド、ドイツ、カナダなど複数の会場にて出展してきました。
以下アーティストからのメッセージです。
私の作品は、衛星から取得したデータの不足と天気そのものよりイメージとして捉えた遊び心に溢れた制作展開を行っています。作品はすべて手描きで描かれ、雲の特徴的な形状は何度も繰り返される温室効果ガスの化学式を含む労働集約的なマークを用いて制作されます。また、天候の影響を最小限に抑えたいという私たちの欲求や、人間の予測による地球温暖化と人間の介入の無益さを比喩的に描いています。
Kalina Winska 個展
作品ジャンル: ミクストメディアドローイング
画像作品について:
タトル: Unaccustomed Land 3
媒体: oil pastels, graphite, acrylic paint, gouache on Yupo, 26 x 40 inches, 2019
日時:12月21日(土)、22日(日) 11時~18時まで
アーティスト・トーク:12/22(土) 15時~