毎年7月13日夜に行われる「野北祇園」を観に、滞在アーティストと糸島市志摩野北の須賀神社まで行ってきました。
神社創建の約400年前から伝承されるこの祭りは、五穀豊穣と家内安全、夏の健康を祈願したものだと言われます。
行きは電車とバス、帰りはタクシーと公共機関を駆使します。
筑前前原駅から野北線経由のバスで野北まで約30分。
バス停から程なく歩くと。。。須賀神社に到着!
さっそくフルーツ飴を買うアーティスト達。
いかやき、クレープ、かき氷など出店もあります!
だんだんと日が落ち20時少し前ころ。。
締め込み姿の男性たちが集まってきました!
外国人の見物客は珍しいようで、色々な方たちに「どこから来たの?」と聞かれます。お祭りの説明もしてくださいました!
まずは、お祓いから。
その後、境内の中で明かりが点滅し、神主さんがお神輿に神様(魂)を移動させます。
20歳になった若者二人が赤獅子・青獅子を受け取り、打ち振りながらオイサーっと叫んで始まります!
太鼓や旗などが出てきて、天狗も登場。
最後に、お神輿を8人で担いで境内を出ます。きらびやかで豪華ですね。
いつのまにか人もたくさんいます!御神幸行列スタートです。
男衆が押しくら饅頭しながら、「おいさ!おいさ!」と盛大な掛け声とともに境内から500m先の海岸まで向かいます。
水が道の双方に準備され、男衆にめがけて子どもも大人も水をかけます。清めるとともに、単純に暑いから!だそうです。
無病息災、厄除けのご利益があるようで、子どもたちが頭の上で獅子を振ってもらっていました。
海まであと少し!
海につかっても、掛け声は止みません。盛り上がりすぎて見張っている人から「あがれーあがれー」と言われる場面も。
海岸に建てられた社に神輿まで行き、拍手とお神酒をして、これを三度繰り返しお潮井取りが行われました。
皆、いい顔しています!
最後は、境内に向かって、男衆は押しくら饅頭しながら戻って終わります。お神輿も太鼓の音とともにゆっくり戻っていきます。
観終わった後は、筑前前原駅までタクシーで戻り、ラーメンで閉めました!
地域ぐるみで地元の皆さんが大事にこの伝統行事を守っているのが伝わりました。
色々と説明してくださった方々、どうもありがとうございました!
熱気と活気に包まれ、アーティスト達も日本のお祭りに感動、写真撮りまくりの夜でした。
野北祇園:
開催場所: 糸島市志摩野北2219(須賀神社)
開催時期: 毎年7月13日