Dionysius Hatmaji(Labdo Grahito)個展「For the Sake of Sanity」を開催します

現在スタジオクラで滞在制作中の作家、Dionysius Hatmaji(Labdo Grahito)の滞在成果を発表する個展「For the Sake of Sanity」を6月23日(土)、24日(日)に開催します。

Labdo Grahito ラブド・グラヒト(アーティスト名)は、インドネシアのジョグジャカルタに拠点を置く学生およびビジュアルアーティストです。現在、米国のケンタッキー州にあるリベラルアーツ・カレッジに在籍、絵画に特化した美術制作科を専攻しています。

自身のファンタジーな世界と、時にはジャワ文化や幼少時代の思い出を含んだ要素をイラストレーションで組み合わせています。神秘論に興味を持ち、芸術を祈りや人生への愛を表現する方法として見ています。作品は個人的な事柄や象徴主義のテーマを含んでいます。

以下アーティストからのメッセージです。

私たちは故郷や家族、自身の身体と同様にアイデンティティを選ぶことはできません。故郷や家族、自身の身体そのものがアイデンティティを構成しています。自身の人生に与えたれたすべてに感謝をして私たちの正気を保つするために生かされるべきだと信じています。
私はジャワ人として生まれ、ジャワは私の魂です。本展はジャワの知恵「in the course of this life, everything has its time (人生に、すべてにふさわしい時がある)」から触発されています。物事が正しい時期に起こる限り、好転し良いことの源になることがあります。私はその原則を制作活動や、人生の教えとして用いています。
本展「正気のために」では、ワヤン(ジャワ島の人形を用いた演劇)の話の1つであるAnomanと、私の熟考と思考、そして日本特に糸島から滞在中に得たものを組み合わせたイラストレーションを発表します。

Dionysius Hatmaji 個展
「For the Sake of Sanity」

日時:6/23(土)、24(日) 11時から18時まで 入場無料

※6月23(土)15時30分よりオープニングパーティー及びアーティストトークを開催。
※他のレジデンス滞在作家の展覧会はページ左画面よりご確認ください。

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