JP Neangについてのご紹介

2021年3月前半の絵画カリキュラムは、キャラクターデザインです。見たことのない、自分だけのキャラクターを、性格や生活設定などから考えて創り出してみよう!という企画です。そして、その子どもたちのアイデアが生み出したキャラクターには、アメリカのサンフランシスコまで旅をさせることになっています・・・

コロナ禍において、海外旅行はまるで夢のように感じられますね。でも、私達が毎日を精一杯生きているのと同じように、世界でもいろんな人が頑張って感染症に気をつけながら生活をし、たいへんな状況でもユーモアを忘れず、思いやり合い、仕事をしたり、学校に行ったり、アート作品を作ったりしています。そのなかの1人、アメリカのアーティストJP Neang(ジェイピー・ニエン)さんが、今回の素晴らしい企画を呼びかけてくれました。

みんなが描いたキャラクターは、みんなの代わりに飛行機に乗ってサンフランシスコまで旅をします。そして、JPの展覧会(2021年夏頃)に参加する予定です。スタジオクラの子どもたちの描いた絵が海外の人たちの目に触れる素晴らしいチャンスです!
実際に展示が始まったら会場の様子も知らせてくれるので、とても楽しみです。子どもたちの考えたキャラククターや、JPのアート作品(とても細密な寓話の世界を描きます)、また、サンフランシスコについてなどなど、この機会にご家庭でも是非話し合ってみて下さい。

– インスタグラム: jpneang
– ウェブサイト: http://www.jpneang.com

JP Neang(ジェイピー・ニエン)について
アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコのアーティスト兼クリエイティブエデュケーター。カリフォルニア州立大学サクラメント校にて、絵画とドローイングの学士号を取得後、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、フランス、ペルー、日本の現代および都市ギャラリーにて展示をしています。Studio Kuraには、2017年、2018年、2019年と毎年レジデンスアーティストとして滞在し、制作及び作品の展示、そして、子どもの為にワークショップを実施してきました。会ったことがある子もいるよね!

創造的な教育者でもあるJPは、子供の芸術と科学の革新的なプログラミング開発に10年以上の経験があります。DeYoung、Palace of Fine Arts、The Children’s Creativity Museumなど、サンフランシスコの素晴らしい教育機関で教育プログラミングに携わってきました。また、ギニア、アフリカ、ペルーのワイカン、インドのラジャスタンにて客員教授として個人的なプログラムとワークショップを海外でも展開しています。

今回は、長引くコロナ禍においても日本の子どもたちとの関わりを楽しみたい、みんなにアートの楽しさや可能性を感じて欲しいということで、自身の展覧会でのスタジオクラ絵画造形教室の子どもたちとのコラボレーションを企画してくれました。とっても楽しみに待っていてくれているそうです。Thank you, JP!