Tara Benjamin-Morganの個展「88:127」を開催します

Taras posterbb

レジデンスプログラム参加作家、Tara Benjamin-Morganによる滞在の成果を発表する個展「88:127」を4月23日(土)、24日(日)に開催します。

Tara Benjamin-Morgan タラ・ベンジャミン・モーガン (1991年生まれ) は、ロンドンに拠点をおくヴィジュアルアーティストです。2013年にオックスフォード大学のファインアーツ科の学士号を取得し、現在は修士号を目指しています。
彼女の作品制作において、伝言ゲームと同類のプロセスをしばしば用います。例えば、スケッチしてさらにスケッチし直すこと、ある媒体から別の媒体へと変換すること、絶えず進化し新しいアイデンティティをもつために物や形をなるがままにさせ記憶を織り交ぜていくことです。記憶が崩れる、または何か他のものが存在するような隙間に想像力が侵入していく表現を模索しています。

以下アーティストからのメッセージです。

本展のタイトル「88:127」とは、日本に来て馴染みあるものとなった写真のサイズからきています(海外は一回り大きいサイズが主流)。この自国とは異なるサイズの写真は、私の制作活動のほかでも口述することがありました。例えば、滞在経験の短さを認識させるもの(最近になって感じることであり、同時に写真によって記憶が描写された偏りのある一破片に似たようなものとして)、また一方では、よく知られているサイズを触感で伝えるものとして。

88:127は、長年にわたり個人的に関心のある「数」に反映しています、そして私の周辺で見られる特に127という数と回数でもあります。
同様に、最近の作品はスタジオクラ滞在中にみつけた任意のものと目撃したものを取り入れ、 それらをサインやシンボルに変容させ、新しくて曖昧な言語へと巻き込んでいきます。
それは私を強要するとともに、私を避けているのでもあります。

Tara Benjamin-Morgan 個展「88:127」
日時:4/23(土)、24(日) 11時から19時まで 入場無料
※4月23日土曜日は、15時15時30分よりオープニングパーティーおよびアーティストトークを行います。
※レジデンス滞在中のShari Diamond、Michelle Pei Ting Huang、Beste Miray Doğan、Molly Garcia-Underwoodの個展も同時開催します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください