Molly Garcia-Underwoodの個展「For Future Reference」を開催します

レジデンスプログラム参加作家、Molly Garcia-Underwoodによる滞在の成果を発表する個展「For Future Reference」を4月23日(土)、24日(日)に開催します。

Molly García-Underwood モリー・ガーシア・アンダーウッドは、南オーストラリアのアデレード市に拠点を置く若手ヴィジュアルアーティストです。アデレード芸術大学のヴィジュアルアーツ&デザイン学士号(専攻:写真)を2015年に取得しました。
ガーシア・アンダーウッドは、パワー、永続性、干渉、巧みな操作(ごまかし)の概念を探求する作品を制作するために物や身体、光を多用します。ひとつの媒体に囚われずに写真、ビデオ、彫刻やインスタレーションといった多様な媒体で作品を制作しています。

以下アーティストからのメッセージです。

日本芸術のいけばなは、植物と物に『命を与える』ための「いける」という思索的な行為です。この静寂な「いける」という行為は、自身の手によってエネルギーと活力を吹き込みます。しかし、この生きたままの彫刻は、実際には一時的にしか存在しえません。この伝統的な日本の芸術形式である、「短命で手の加えられた自然」からインスピレーションを得て、それを写真や彫刻、インスタレーションの要素を取り入れた作品として展開させていきます。本展「For Future Reference」は、支配、一時性と干渉の本質を含んだ実験研究でもあります。
この実験と実践を通して、作品の理解や見方を観客から得られること、また観客に自身の触知と現実性の理解を改めて考える機会になればと考えています。
最終的な作品形態は、(作家の)手の力によって束の間の美に『命を与える』行為をドキュメントした作品を制作したいと思います。

Molly Garcia-Underwood 個展「For Future Reference」
日時:4/23(土)、24(日) 11時から19時まで 入場無料
※4月23日土曜日は、15時15時30分よりオープニングパーティーおよびアーティストトークを行います。
※レジデンス滞在中のTara Benjamin-Morgan、Shari Diamond、Michelle Pei Ting Huang、Beste Miray Doğanの個展も同時開催します。

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