Studio Kura Newsletter 2020年1月号

おはようございます、石川です。
2020年、スタジオクラのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムは今年で14年目に突入、これまで400名以上の国内外の滞在アーティストが糸島に滞在制作し参加しました。今年は第5回目となる「糸島国際芸術祭2020 – 糸島芸農」が5月に開催されます!滞在アーティストも多数参加しますので、どうぞご期待ください。今年もスタジオクラをどうぞ宜しくお願いいたします!

上の画像は、オーストラリア人アーティストのハリーさんによる個展フライヤー画像。ヒッチハイクでクラに来蔵したハリーさんは、作品制作の合間に寒さにもめげず魚釣りやサーフィンなどを楽しむワイルドでタフな青年です。展覧会では、オーストラリアと日本の長い関係における歴史の忘れられた側面をオブジェクト、サウンド、写真、ビデオなど複数媒体で表現します。画像の左下に佇む蛇やタイトルにはどのような意味があるのでしょう?ぜひトークツアーで訊いてみませんか?

Yuchen Xin 
「Our bodies give up the ghosts」
上海生まれ、メルボルン在住。原宿が大好きな若干21歳のユーチェンさん。
本展では、糸島で見つけた日用品や漂流物を組み立てたオブジェクトほか、絵画、ビデオを用いて自身の存在を反映するキャラクターシリーズを発表します。
キュートとポップ、狂気と不気味さが混合する作品群をどうぞお楽しみください。

Antonio Donaire
「目が覚めているときだけ太陽が昇る」
スペイン人映画監督およびアーティスト。初来日となるクラでの滞在制作を通じて日本を舞台にした長編映画の脚本・脚色を行ったアントニオさん。撮影は東京で行う予定ですが、本展では、イメージ写真ほか脚本と映画のストーリーボードをお見せします。

Harry Copas
「In hOmiyage To」
現在、ニューサウスウェールズ大学芸術デザイン学部にて在籍。
日本人兵士の戦没者墓地のあるニューサウスウェールズ州のカウラを通してオーストラリアと日本が共有する複雑な関係をリサーチしています。カウラと糸島での彼自身の体験から新たな印象や関心、文化的メンタリティの類似点と相違点を明らかにする複数の彫刻と平面作品を発表します。

~クラだより~2月カリキュラム・レッスンお休み予定など

〈2月にスケジュール変更のある教室のお知らせ〉

2月は全校通常通りの開催です。1月に週の変更などがった教室も元に戻りますので、お気をつけ下さい。また、全校において、第5週めの教室はお休みとなっています(2月は29日(日)が休校)。ご予約について、ご不明な方はお問い合わせ下さい。092-325-1773

https://www.studiokura.com/blog/2020/01/14/10521/

電子工作教室のYOUTUBEチャンネルが本格的に始動!!

最近電子工作教室のYouTubeを頑張り始めた松崎先生。
電子工作教室の復習にぜひお使いくださいませ。
皆様、チャンネル登録よろしくね!
https://www.youtube.com/channel/UCKvkK7Bk7Q8Q5pO7irpanFQ/featured

大人の絵画教室

糸島教室シオタさんのギーターのデッサン。いい感じです!

こども絵画造形教室 
上野であったゴッホ展が移動して、今月25日からは神戸ですね。福岡には来なくて残念でしたが、Studio Kuraの子どもたちによるゴッホ展をどうぞ!(2019年に実施したカリキュラムより)みんな上手でしょ!! #studiokura絵画教室#kidsart

電子工作教室
博多南駅にて開催された「五島かんころ市」で電子工作のワークショップをしました。4歳のお子さんから五島のゆるきゃら”つばきねこ”まで♡、いろんな方がプログラミング×工作に挑戦してくれました!
初めてプログラミング体験をした人がほとんどで、グルーガンやハンダを使っての作業もちょっと難しかったみたいです。その分、椿のライトが点灯した時は「おぉ!」とみんなとっても嬉しそうでした。
ご参加ありがとうございました!

アーティスト・イン・レジデンス
先月に開催された展覧会は、二丈松末を舞台にした幽玄な日常を捉えた映像作品や、昆布で作る容器やジュエリー作品の数々、陶芸では制作できない表現をキャンバスと刺繍で試みる実験的作品など、この土地や人々、時間、季節を活かしながら自由な発想や表現によって鑑賞者を魅了する展示となりました。